老人ホームで快適生活を送るための便利グッズ5選!カテゴリー別に解説!

老人ホームへの入居を検討中の方で、どのような持ち物を準備すべきか、また何が持ち込みNGなのかわからない方は多いのではないでしょうか。


本記事では、老人ホームの持ち物の準備について、また持参すべき便利グッズについて紹介していきます。


本記事をお読みいただくことで、老人ホームに持参すべき持ち物について理解できるようになりますので、是非とも最後までお読みください。

老人ホーム入居時に必須の持ち物


老人ホームに入居する際には、新しい生活をスタートさせるために必要な持ち物があります。ここでは、老人ホーム入居時に必須の持ち物について紹介します。


日用品


老人ホームに入居する際には、日常生活を送る上で必要不可欠な日用品を準備することが大切です。まず基本となるのは、個人の衛生を保つためのアイテムです。


例えば、歯ブラシ、歯磨き粉、石鹸、シャンプー、リンス、ボディソープなどが挙げられます。これらは自分の肌に合ったものを選ぶことが重要です。また、タオルやバスタオル、洗面器なども忘れずに準備しましょう。


次に、日々の生活で使う細々とした物品です。ティッシュペーパーやウェットティッシュ、爪切り、カミソリ、洗濯用品などが必要です。老人ホームによっては、洗濯サービスが提供されている場合もありますが、小物類の洗濯は自分で行うこともあるため、洗濯ネットや洗剤を持参すると良いでしょう。


衣服・靴


老人ホームでの生活を快適にするためには、適切な衣服と靴の選択が重要です。まず、季節に応じた衣服を準備しましょう。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように、素材や厚みに注意してください。また、洗濯がしやすく、乾きやすい素材のものを選ぶと良いでしょう。


次に、靴ですが、滑りにくく、脱ぎ履きしやすいものがおすすめです。特に、ベルクロ(マジックテープ)式のスニーカーや、踵がしっかりと固定されるタイプのサンダルなどが、安全かつ快適に過ごすためには適しています。また、屋内用のスリッパも、転倒防止のためには重要なアイテムです。


衣服や靴は、自分の体調や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。老人ホームのスタッフや、事前に施設の規定を確認し、必要なアイテムを準備しましょう。


家具類


老人ホーム入居時には、限られたスペースの中で生活することになります。そのため、家具類は機能性と省スペースを考えて選ぶ必要があります。


まず、ベッドは快適な睡眠を確保するためにも、体に合ったものを選びましょう。介護が必要な方は、高さ調節が可能で、起き上がりやすいタイプのベッドがおすすめです。


次に、収納家具ですが、衣類や日用品を整理するためには、引き出し式のチェストやクローゼットが便利です。ただし、扉が大きく開くタイプよりも、スライド式や引き出し式の方が省スペースで使いやすいでしょう。


また、リラックスできる椅子やソファも重要です。座り心地が良く、立ち上がりやすいものを選ぶと、日々の生活がぐっと快適になります。ただし、施設によっては家具の持ち込みに制限がある場合もあるので、事前に確認が必要です。


最後に、小さなテーブルは、食事や読書、趣味の時間に役立ちます。折りたたみ式やキャスター付きのものなら、使わない時にはコンパクトに収納できて便利です。これらの家具を選ぶ際は、機能性だけでなく、安全性や使い勝手も考慮して選びましょう。


老人ホームで快適生活を送るための便利グッズ5選


老人ホームでの生活をより快適にするためには、日常生活をサポートする便利グッズが欠かせません。ここでは、特におすすめのグッズを5つピックアップしてご紹介します。


シリコン・プラスチック製の食器


老人ホームでの生活をより快適にするためには、日々の食事時間を楽しく、安全に過ごすことが重要です。そこでおすすめしたいのが、シリコンやプラスチック製の食器です。これらの食器は軽量で割れにくいため、手に持つ力が弱まってきた高齢者の方でも安心して使用することができます。


また、シリコン製の食器は柔らかく、万が一口に入れてしまっても怪我のリスクを減らすことができます。プラスチック製の食器はカラフルでデザイン性が高いものが多く、食事の時間が楽しくなるような工夫がされています。


食器の底に滑り止めがついているものを選ぶと、テーブルの上で食器が動きにくくなり、さらに使いやすくなります。


食事用エプロン


老人ホームでの生活において、食事の際には特に注意が必要です。手が不自由な方や、食べこぼしを気にされる方にとって、食事用エプロンは非常に便利なアイテムです。食事用エプロンは、服を汚すことなく快適に食事を楽しむことを助けてくれます。


特に、水や汚れをはじく素材でできているものや、洗濯が簡単なもの、首の後ろで簡単に留められるタイプのものがおすすめです。また、ポケットが付いていると、食べこぼしたものを受け止めることができ、後の清掃が楽になります。


デザインにも幅があり、シンプルなものからおしゃれな柄が入ったものまで、選択肢は多岐にわたります。


自分の好みや、老人ホームの雰囲気に合わせて選ぶことができるので、食事の時間がより楽しくなることでしょう。食事用エプロンは、自分用はもちろんのこと、入居されるご家族や友人へのプレゼントとしても喜ばれるアイテムです。


時計・カレンダー


老人ホームでの生活において、時間を確認する手段として時計は必須のアイテムです。壁掛け時計や置き時計など、見やすい大きな文字盤のものを選ぶと良いでしょう。また、デジタル時計があれば、日付や曜日も一目で確認でき、生活リズムを整えるのに役立ちます。


カレンダーも同様に重要です。特に、大きな文字とシンプルなデザインのものを選ぶことで、日々の予定管理がしやすくなります。壁に掛けるタイプのカレンダーは、部屋の壁面を有効活用できるためおすすめです。


また、カレンダーには予定を書き込めるスペースがあると、家族の訪問日やイベントの日程を忘れずに済みます。


時計やカレンダーを選ぶ際には、見やすさはもちろん、使いやすさやデザインも考慮して選びましょう。これらのアイテムは、老人ホームでの快適な毎日を送るために、非常に役立つ存在です。


消臭袋


老人ホームでの生活は、共同生活という性質上、個人のプライバシーに配慮しつつも、他の入居者との共存が求められます。特に、部屋の中で発生する様々な臭いは、他の入居者にとって不快なものとなり得るため、消臭対策は非常に重要です。


そこで役立つのが消臭袋です。これは、使用済みのオムツや生ゴミなど、臭いの強いゴミを処理するためのアイテムです。特殊な素材や構造を用いて臭いを閉じ込めることができるため、部屋を清潔に保ちながら、他の入居者に迷惑をかけることなく快適に過ごすことが可能になります。


また、消臭袋は使い捨てが一般的で、衛生的にも優れています。簡単に密封できるため、ゴミの処理も容易であり、日々の生活の中で手軽に使用できるのが魅力です。老人ホームでの生活をより快適にするためにも、消臭袋の準備をおすすめします。


娯楽・趣味用品・嗜好品


老人ホームでの生活をより豊かにするためには、娯楽や趣味を楽しむための用品が欠かせません。


例えば、読書が好きな方には電子書籍リーダーや大きな文字が読みやすい本、音楽愛好家には小型のラジオやCDプレーヤーがおすすめです。


また、手芸や絵画などのクリエイティブな趣味を持つ方は、必要な道具をコンパクトにまとめて持参すると良いでしょう。パズルや将棋、囲碁などの頭脳ゲームも、他の入居者とのコミュニケーションを取る手段としても役立ちます。


ただし、スペースの制約があるため、大きなものは避け、持ち込む際には施設のルールを確認することが大切です。


介護施設への持ち込みがNGな物品


介護施設への持ち込みがNGな物品についても、事前に知っておくことは非常に重要です。


まず、現金や貴重品は盗難のリスクがあるため、持ち込む量を最小限に抑えるか、施設の貴重品保管サービスを利用することをおすすめします。


また、火気を伴う危険物や刃物などは、安全上の理由から持ち込みが禁止されていることが多いです。さらに、プライバシーの保護や他の入居者への配慮から、携帯電話やスマートフォンの使用が制限される場合もあります。


現金・貴重品


老人ホームでの生活を始める際、多くの方が気になるのが現金や貴重品の管理です。安全性を考慮し、多額の現金や高価な宝飾品などの持ち込みは避けた方がよいでしょう。


これらは盗難や紛失のリスクがあり、トラブルのもととなる可能性があります。老人ホームでは、小額の現金が必要になることもありますが、日常生活に必要な金額に限定し、施設内で利用できるセキュリティボックスなどの安全な保管場所を利用することをおすすめします。


また、クレジットカードやキャッシュカードなどの金融関連の貴重品も同様に、施設の規定に従い適切に管理することが大切です。


危険物


老人ホームでは、入居者の安全を守るために、持ち込みが制限される物品があります。特に「危険物」の持ち込みは厳しく禁止されています。では、具体的にどのようなものが危険物に該当するのでしょうか。


まず、火災の原因となり得るライターやマッチ、ろうそくといった火を使う物品は禁止されています。また、ガスボンベやスプレー缶など、加圧された容器も危険物に含まれます。これらは、万が一の事態を防ぐために持ち込むことができません。


次に、刃物や鋭利な工具類も危険物に該当します。これらは、誤って怪我をするリスクがあるため、老人ホーム内での使用は避けるべきです。もし、日常生活で必要な場合は、施設のスタッフに相談し、代替品や安全な方法での使用を検討しましょう。


最後に、化学薬品や洗剤など、誤って摂取すると健康を害する可能性のある物品も、危険物として持ち込みが禁止されています。これらの物品は、施設側で管理されていることが多いので、個人で持ち込む必要はありません。


携帯電話・スマホ


老人ホームにおける携帯電話やスマートフォンの持ち込みには、それぞれの施設の規則に従う必要があります。


多くの施設では、入居者のコミュニケーションツールとしての利用を認めていますが、一方で、プライバシーの保護や他の入居者への配慮から、使用に制限を設けている場合も少なくありません。例えば、夜間の使用禁止や、公共の場所での使用を控えるよう指導されることがあります。


また、スマートフォンの操作が難しい高齢者の方にとっては、シンプルな機能の携帯電話が適していることもあります。そのため、施設側が推奨するタイプの携帯電話を選ぶことが望ましいでしょう。


まとめ


老人ホームでの生活は、少しの工夫と準備でぐっと快適になります。この記事で紹介した基本的な持ち物や便利グッズを参考に、入居前にしっかりと準備をしておくことが大切です。


また、持ち込みがNGな物品についても理解し、トラブルを避けるためにも注意が必要です。この記事が、老人ホームで快適に生活するためのお役に立てば幸いです。

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